「君に友達はいらない」著:瀧本 哲史

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1、世界で一番大切なものは「相棒」
 
「E-エデュケーション」という名称で途上国の子供達に学習支援を行っているNPOで、代表でもある税所 篤快さんの言葉。「世界で結果を残すために、もっとも重要な事を一つあげるとすれば何でしょうか?」の問いに「それは、相棒です」と。これはビジネスでいう「ビジネスパートナー」の事。自分一人では、やれる事も、考えも拡散出来ず、頭打ちになってしまう事が多いが、「相棒」がいれば、生産性が10倍にも100倍に可能性が広がる。この税所 篤快さんの「相棒」であるバングラデシュのマヒン氏がこの関係を「Rough & Tough」な関係と呼んでいる。
 
2、今居る場所で秘密結社を作れ
 
歴史上もっとも良く知られる秘密結社として上げられる「フリーメイソン」はヨーロッパの石工集団の組合が母体。圧倒的な成果が一人の人間によってなされていたと考えるのは後世の人が作った幻想。実際にはチームの力であり、「七人の侍」はその内容も成り立ちもチームの重要性を象徴している。
 
3、良いチームとは?
 
■良いチームの⑤条件■
 
①少人数である
②メンバーが互いに補完的なスキルを有する
③共通の目的とその達成に責任をもつ
④問題解決の為のアプローチの方法を共有している
⑤メンバーの相互責任がある
 
 
  ありがちなチーム よいチーム
解決する議題 定型的で平凡 非定型的で達成可能だがとても高い
メンバー選定 年次、経験、ランク 小さいコミットから必要性が実証された人を選別
メンバーのスキル 固定的 流動的
メンバーの人数 数多くの正式メンバー 少数のコアメンバーと多数の周辺メンバー
目標へのコミットメント 仕事をしたつもり 負けたら解散、痛い金を張る
メンバーの責任 集団責任は無責任 一人の失敗が即全員の失敗
問題解決ツール コンサルごっこ バッググラウンドの違う、メンバーの共通言語
※いいチームの分かりやすい例:「王様のレストラン
 
●ネットワークの棚卸しをする。どこを改善していくと新たな人脈、ネットワークとつながれるかを意識して問いかける。全く仕事とは無関係なネットワークから新たなアイデア、ソースが発見出来る可能性が高い。
 
4、強いチーム作り
 
自身が冒険者となってビジョンとストーリを語る。ビジョンを作り上げるのにもっとも大切なのは、「でかすぎる絵を描く事」勇気を持って最初の一歩を踏み出す。
 
5、良き仲間との出会いの為に
 
●ラベリングを意識する。すぐに自分を表現できる、伝え方の妙を極める。分かりやすくいえば、胸に「自分はこのような人間ですよ」というバッジを貼るよいうな事。「業界軸」「会社軸」「競合軸」「自分軸」という適所適所で張り替える事も大切。
 
●自分のポジションは自分で構築する。
 
●RPGのように「誰の責任か」ではなく、一人の失敗が即全員の失敗に繋がることを忘れてはならない。チーム=パーティ。ドラクエをやった事がある人なら、一つの失敗でもう面クリできないような事は誰でも経験あるよね?(笑)
 
6、チームアプローチの方法
 
GDP世界一、ずっと国力を増やし続け、グーグル、アップル、フェイスブック等の世界的企業を生み出し続ける強さの秘密は、「ハイリスク、ハイリターン」のチャレンジ精神である。日本は終身雇用の制度に甘えきって、一社のみで人生を終える、定年を迎えることもあるが「自社の常識は、他社の非常識」を理解できない。
 
●ゲマインシャフト:地縁や血縁等の人間が生活していく中で自然発生的に生まれてくる社会集団の事。
 
●ゲゼルシャフト:ある目的を持った人々が、その目的を達成する為に集まった社会集団
 
今までのゲマインシャフトの社会組織の依存から、自らが群雄となしてリスクを背負うゲゼルシャフト的な思考で物事を考える。日本てきに言う「なあなあ」の関係から目的意識がある集団へと変革することが求められる。
 
 
 
最後に…他人の作った、作り物の物語を消費するのではなく、自分自身の人生という物語の脚本を書き演じるような人生を歩むのに足をひっぱるような「友達は君にはいらない」
 

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