心を奮い立たせる

「若いころから学べば、壮年になって大きなことをなし遂げることができる。壮年になってから学べば、年老いても衰えることなく活発に生きることができる。年老いてから学べば、死んだとしても不朽の評価が得られる」
佐藤一斎

ここ最近のランニング時や車やちょっとした移動時間のBGMはもっぱらこの佐藤一斎の「言志四録」を聞いています。

一語一句が深く深く潜在意識に染み込む様に速聴で何十回も聞き込んでいます。200年以上前に書かれた書物ですが、今なお自分の心をしゃきっと律してくれ、とても新鮮な感じがするのです。

あの西郷隆盛も座右の書としていたという事実もあり、激動期になる幕末前に、佐藤一斎が「言志四録」を著し、多方面に影響を与えました。

常に不安感のある日常、でもそれは昔から変わらない人間である以上必ず向き合わなければいけない事なんですが、そんな不安感を逆に奮い立たせる”激動”的な思想の力がこの書物にはあるなんて感じました。 これは文面で目を通すよりも耳から何回も聞き込む方はおススメです。
※佐藤一斎は19世紀、美濃国岩村藩出身の儒学者。江戸幕府直轄の教学機関昌平坂学問所で学び、のちに塾長を務めた。朱子学だけでなく陽明学にも明るく、儒学の大成者として『朱子陰王』と呼ばれ尊敬された。佐久間象山、渡辺崋山など幕末に活躍した知識人を多数育てた。時間に厳しく、いつも時計を携帯していたことでも有名。

[現代語抄訳]言志四録 著:佐藤一斎

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http://goo.gl/BzZ9rg

※「言志四録」とは、「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録(てつろく)」
の全四巻を総称したものであり、内容は学問、思想、人生観など多義にわたり、
修養処世の心得が1133条にわたって書かれた随想録である。
「言志録」の書名の由来は定かではないが、様々な説が述べられている。
「言志録」の書名の由来は定かではないが、『書経』舜天に「詩は志を言い、
歌は言を永くす」とか、『論語』公長編に治「蓋(なん)ぞ各々なんじの志を
言わざる」などから、【志を述べる言葉をとどめ残すもの】という意味から
ではないかと推測される。

 

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