選択と決断

「退却をやれた男だけが初めてリーダーとしての資質がある。意地で事業を続ける奴はバカだと思え。退却できない奴はケチだと思え。ケチな奴はリーダーになってはいけない。」

ソフトバンク社長 孫 正義

 
何かを決断するということは何かを選び、そして何か別の選択肢や可能性を捨てるということでもあります。
そうして優れた決断というのは、何を失うか、何をしないかをはっきりさせることだと思うのですが人間の性であるのでしょうね、やっぱり何かを失うというのは”恐い”んですよね。

 
物で考えたらよくわかるのですが、ずっと着ようと思ってタンスの中に忍ばせておいた服なんかは結局は着る事なく気がついたら「虫に食われた!!」とか「サイズが合わない!!」なんて事になって結局は捨てる事が多いように思います。だから物なんかは必要か必要じゃないかで悩んだら”捨てる”という決断思考が身に付いているのですが、今後の人生や事業の行く末を決める大きな決断や人間関係なんかはやっぱり迷ってしまいます。

 
このように何かを選べば、何かを捨てなければならないという二律背反の関係を「トレードオフ」といいますが、捨てた所には必ず新たな何かが入ってくる!そこにプラスの意味付けやマイナスの意味付けをするのも自分次第ですし、仮に失敗したとしても次への選択の判断材料や経験に置き換えてしまえるんであればラッキー♫てな感じでプラスに考えることが出来ます。

 
今日の名言にあるように孫 正義さんはあるインタビューでこうおっしゃておりました。
「私のことを無茶苦茶な挑戦をする人間だと言う人がいますが、そんなことはない。会社本体の3割を超えるようなリスクは決して冒さない、慎重な人間です。この7割も、「生半可な7割」ではいけない。絶対にいけるという勝算が必要です。そして、リスクが3割を超えたらどんなことがあっても潔く退却すること。誰しも「もったいない」という気持ちが働き、退却は前進より勇気が要ります。でも、ブレーキがついていない車も、バックできない車も、危なくて乗る気がしませんよね。リーダーたる者、意地で闘ってはいけない。
武田信玄の息子・勝頼を実は賢かったと解説する人もいるけれど、私に言わせればその解説する人もバカだと思う。もし私が勝頼だったなら、自分の兵が鉄砲に当たって死にそうだとなったら、バーッと逃げる。一目散に「退却!」です。事業を撤退するとジョイントベンチャーでやっていればパートナーに迷惑をかけるし、一生懸命やっている部下もいる。1000億円もの資金を突っ込んでいるときなど判断が鈍るでしょう。マスコミにも滅茶苦茶書かれます。「卑怯者!」だとか「いい加減」だとか。もしみなさんが2代目ソフトバンク社長になって退却したときは、きっと「先代は偉かった」と言われるでしょう。退却するのが、どれほど勇気のいることか。」

 

人生は大きくも小さくも決断の連続です。偉人のお言葉をもっと参考にしていきたいですね!

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